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書き方手順
ここでは、制限時間を60分としたときの書き方の手順を示します。
文章読解型・グラフ図表読解型
1.開始~15分
<課題文(グラフ、図表)の読み取り→自分の意見→論証のための具体例メモ>
- キーワードにマークしながら、課題文をすばやく読む。図表は、大きな変化や偏りのあるところをチェック。
- 要点をまとめ、課題文を読んだ(グラフ・図表を読み取った)ことをアピール。
例えば
「課題文の筆者は、○○○○を取り上げ、○○○○と主張しているが、これは正しいことだろうか。」
「課題文では、○○○○という意見が紹介されているが、私もまったく同感である」
「図表からは、○○から○○まで、明らかな増加傾向が読み取れる。」
- 課題(グラフ・図表)にある事実や意見に対して、自分の意見をはっきり述べる。
- 序論(読み取り→意見)→本論(具体例による論証)→結論の3段、または(読み取り)(意見)(論証)(結論)の4段で書くためのメモを作る。
2.15分~50分
<具体例による論証→結論>
- 下書き不要。メモにしたがって、自分が詳しく書ける内容を論証部分として一気に書く。
- 結論部分は、1.の意見と食い違わないように気をつけてまとめる。
50分~60分
<見直し>
テーマ型
1.開始~15分
<テーマを具体的にして問題を提起→自分の意見→論証のための具体例メモ>
- 「正義と悪」であれば、「スポーツにおける正義と悪」、「教育における正義と悪」のように絞る
- 書き出し例
「現在、○○○○については、○○○○と言われているが、本当だろうか。」
「最近、○○○○が話題になっているが、○○○○について考えてみたい。」
- 自分が提出した疑問や意見に対して、自分の意見をはっきり述べる。
- 序論(問題提起→意見)→本論(具体例による論証)→結論の3または4段型を意識してメモを作る。
2.15分~50分
<具体例による論証→結論>
- 下書き不要。メモにしたがって、自分が詳しく書ける内容を論証部分として一気に書く。
- 結論部分は、1.の意見と食い違わないように気をつけてまとめる。
3.50分~60分
<見直し>
小論文セルフチェック
形式的な面
- 原稿用紙のマスの中に適度に字が収まっているか?
- 「デアル体」「デス・マス体」が混ざっていないか?
- 形式段落は作ったか?
- 字数が余りすぎていないか?
表現面
- 話し言葉になっていないか?けど、だけど、でも、…
- 漢字の誤りは無いか?
- 略字は書いていないか?
- 諺や慣用句の使い方は正しいか?
- 主語(~ガ)→述語(~ダ・~スル)の関係は、正しくつながるか?
- 1文が長すぎないか?→目安:できるかぎり3行にわたらないようにする。(40~50で一区切り)
構成面・内容面
- 堂々と断定的に主張ができたか?
- 説得力のある理由付けができたか?
- 3段または4段構成にしたか?
- 本論では、対比(反対の例)を使えたか?
- 結論は、序論、本論と矛盾していないか?
受講開始までの流れ
コース(受講講座)決定
各校舎の受付窓口で手続方法、受講開始までのスケジュールについてご相談ください。
入学願書・受講講座申請書提出
注:学費等の費用につきましては入学書類提出後に、料金案内を送付しますので期限内にお振込みください。校舎窓口での納入も可能です。